こんにちは、ナギサです。忙しい日々が続くと、家で過ごす週末が貴重なリセットの時間になりますよね。最近、私のなかで定番になっているのが「ベランダガーデニング」。小さなスペースですが、土に触れ、植物の成長を感じる時間は、日常に小さな幸せを与えてくれます。今回は、そんな私の週末の過ごし方を紹介させてください。
朝の光とグリーンに癒されて
週末の朝は、ゆっくり起きてお気に入りのマグカップでコーヒーを飲むところから始まります。そしてベランダに出て、植物たちに声をかけながら水やり。小さなハーブや多肉植物、少しだけ花も育てています。
陽の光を浴びながらじっと植物を見ていると、なんとなく心が落ち着いて、前向きな気持ちになれるんです。特に、昨日よりも少し葉が大きくなっていたり、蕾がふくらんでいたりすると、地味だけど本当に嬉しい気持ちになります。
植物に話しかけながら、成長を見守る時間が、私にとっては最高の癒し。ベランダという限られた空間でも、季節の移ろいを感じながら自然と触れ合える贅沢さがあります。
手を動かすことで整う心
ベランダの掃除や鉢の植え替えなど、手を動かす作業も意外と癒しになります。無心になって作業していると、頭の中の余計な思考がスーッと消えていくような感覚。
また、プランターの土のにおい、葉っぱに触れる感触、日差しの温かさ。五感が刺激されるこの時間が、自分自身の内側を整える手助けをしてくれます。
ガーデニングの魅力は、五感で季節の移り変わりを感じられることにもあると思います。春の新芽、夏の強い日差し、秋の色づく葉、冬の静かな空気。自然のサイクルを身近に感じることで、自分自身もゆっくりとしたペースで過ごせるようになる気がします。
合間に読む、植物がテーマの漫画
作業の合間やお昼のひとときに、電子漫画を読むのも最近の楽しみのひとつです。先日は『植物図鑑』(有川浩原作の漫画版)を読んで、草花にまつわるエピソードにほっこりしました。
電子漫画の良いところは、ちょっとした時間にも読みやすく、気分に合わせてジャンルを選べること。自然や暮らしをテーマにした作品は、ガーデニングの時間ととても相性が良いです。
また、もうひとつのおすすめは『花よりも花の如く』。華道をテーマにしたこの作品も、植物との向き合い方や繊細な心の描写に癒されます。ベランダに座りながら、そっと漫画を開く時間が、今では私にとって最高の贅沢のひとつです。
小さな自然を持つということ
マンション暮らしの中でも、ベランダに少しのグリーンがあるだけで心のゆとりが違います。忙しい時期には水やりすら忘れてしまいそうになるけれど、それでも戻ってきたときに変わらずそこにいてくれる植物を見ると、ほっとします。
たとえば、毎朝チェックするミントの鉢に新しい芽が出ていたり、ちょっと枯れていた花が復活していたり。そんな小さな変化が、今日も一日頑張ろうと思わせてくれます。
大きな庭がなくても、自分の手で育てた植物があるということ。それだけで「ちゃんと暮らしてるな」と思えるんですよね。
ベランダは、都会の中にあるちいさな自然。そこに手をかけることで、日々の生活にも愛着がわいてきます。日々の忙しさに流されがちな私たちだからこそ、こういう場所を持っておきたいのかもしれません。

ナギサのひとことメモ
ガーデニングって、日常の中にある“小さな非日常”。自然と触れ合うことで、忙しさの中でも自分に立ち返れる気がします。お気に入りの漫画と一緒に、ゆったりと過ごす週末。そんな時間をこれからも大切にしたいです。
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