こんにちは、ナギサです。今回は、日常を離れて心をリセットするために訪れた箱根でのホテルステイについてご紹介します。自然に囲まれた場所でのひとときは、まさに “小さな贅沢” そのもの。仕事や家事に追われる毎日から少し離れて、自分を労わる時間を持つことの大切さを、あらためて実感しました。
チェックインから始まる、静かな時間
今回選んだのは、箱根の山間に佇む隠れ家的な温泉付きホテル。チェックインの時間に合わせて、ゆっくり電車で向かいました。駅からの送迎バスに揺られながら、目の前に広がる山々の景色に胸が高鳴ります。
ホテルに到着すると、落ち着いたロビーと和のインテリアが印象的な空間が広がっていました。スタッフの丁寧なおもてなしに迎えられ、チェックインからすでに癒しが始まっているような気分に。
お部屋は畳と木の温もりが感じられる和モダンスタイルで、窓の外には自然豊かな庭園が広がっていました。旅の荷をほどき、ゆったりとした時間が動き出します。
温泉と読書でととのえる
夕食前には、露天風呂へ。源泉かけ流しの温泉は、肌あたりも柔らかく、体の芯まで温まります。湯船に浸かりながらぼんやりと空を見上げるこの時間が、日常では味わえない至福の瞬間。
湯上がりには、館内のラウンジでまったり読書タイム。私は今回、スマホで電子漫画『サ道』を持参しました。温泉施設をめぐるゆるい旅を描いたこの作品は、ちょうど今の気分にぴったり。旅の途中にこうしてストーリーの中でも旅を味わうことで、リアルとフィクションがやさしく交差して、心がほぐれていきます。
地元食材を味わう夕食
夕食は、季節の地元食材をふんだんに使った和会席。目にも美しい一品一品が、目の前に運ばれてきます。山菜の天ぷら、金目鯛の煮付け、地元産の豆腐を使った小鉢など、素材の味を生かした優しい味わいに心まで満たされました。
食事をゆっくり楽しんだあとは、再び温泉へ。夜の露天風呂はまた雰囲気が変わり、星空と風の音に包まれながら、静かに一日が終わっていきます。
翌朝の過ごし方と余韻
翌朝は早起きして、館内を軽く散歩。朝の空気は澄んでいて、庭に咲く花や小鳥のさえずりが心地よく響きます。
朝食は和洋折衷のビュッフェで、好みのものを少しずついただくスタイル。野菜のおひたしやふわふわの出汁巻き卵、ヨーグルトと地元フルーツなど、どれも優しい味わいでした。
チェックアウトの時間まで、部屋でのんびり。持ってきたもう一冊の電子漫画『ふろ恋』を読みながら、温泉地の空気感をさらに楽しみました。

ナギサのひとことメモ
旅先のホテルは、単なる「泊まる場所」ではなく、自分を取り戻すための空間。自然の中で温泉に浸かり、静かに本を読み、五感を満たす食事を味わう――そんな時間が、日常の疲れをやさしく癒してくれました。
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